WPさんの恋話

あなたがだいすきなのです。
なぜかと問われれば、けしてうまくせつめいはできないのだけれど、
だれにもまけない気持ちでいえるのです。
あなたのことがだれよりも大好きです、と。
恥ずかしいことだってわかっています。
情けないことだってわかっています。
だから、だれにもいわずにいたのです。
でも、ここでならいうことをゆるしてもらえそうだらからいいます。
種を土に植えて、水をくべて、毎日毎日様子を伺うように
あなたとの恋が生きていけばいいなと思っています。
花が咲けばいいなんて、高嶺の花なんだけれど、
あなたにだけ色づく花であればいいと密かに、目立たないところで
今日も私はあなたへの想いを携えて花粉を運ぶ虫を待っているのです。